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遅延型食物アレルギーの症状を呈した10症例

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演題

 遅延型食物アレルギーの症状を呈した10症例

演者

 小島 崇嗣(医)

所属

 小島医院

抄録

 遅延型食物アレルギーの代表的疾患として乳児消化管アレルギーが知られているが、少数例ながら通常の食物アレルギーに混在して存在している。今回我々は、外来で食物アレルギーを管理中に遅延型食物アレルギーと診断した10症例を経験したので報告する。症例は、鶏卵アレルギー5例(うち1例は卵黄のみ陽性)、小麦アレルギー3例、牛乳アレルギー1例、大豆アレルギー1例である。鶏卵アレルギー5例のうち3例は即時型の鶏卵食物アレルギーを有している。小麦アレルギーの3例は全例鶏卵の即時型食物アレルギーを有している。なお、遅延型食物アレルギーの診断は、食物負荷試験とリンパ球幼弱化試験がともに陽性であった場合とした。

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