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自閉症スペクトラムは後天性の話ことば獲得障害です

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演題

 自閉症スペクトラムは後天性の話ことば獲得障害です

所属・演者

 kids21 子育て研究所      片岡 直樹

抄録

 発達障害者支援法が施行されて以来1歳半健診時に発達障害スクリーニング問診票が使用され、発達障害は早期診断されるようになりました。1歳半健診でことばの遅れの要観察児が10人に1人見つかり、かれらの多くはこども支援センターへ紹介されています。『自閉症スペクトラムの謎を解く』の著者、別府真琴さんはことばの獲得について、話ことばと読み書きことばに分け、話ことば親子間の応答的環境下で自然に出てくるものであり、読み書きことばは知識として大人から教えられるものと分類しています。自閉症スペクトラムは生まれながらではなく後天性の話ことば獲得障害です。
 音光環境(テレビ・スマホ・電子おもちゃなど)や早期教育(早期事物接触)によって、親子間の無意識応答環境が破綻され、愛着障害をきたすのです。
 1歳半健診時、話ことばや体ことばに欠陥が見つかれば、生後5~6ヵ月まで立ち戻って育て直しをしなければならない。

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