小児の総合医療と外来医療に関する研究と教育、そして小児医療の向上を目指して!

学級閉鎖を考える

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演題

 学級閉鎖を考える

演者

 川崎康寛(医)

所属

 川崎こどもクリニック

抄録

 学校保健安全法には第二十条「学校の設置者は、感染症の予防上必要があるときは、臨時に、学校の全部又は一部の休業を行うことができる」という規定がある。休業すなわち学級閉鎖などの措置は感染拡大防止の有効な手段と考えられるが、COVID-19流行初期にあったような一斉休校は過剰な対応であったという意見が多い。必要以上の休業は出席日数不足や学校行事の実施を妨げるものとなる。今回、校医担当小学校での感染性胃腸炎感染拡大を契機に、どのような学級閉鎖が感染防止に関して適切なのか、また学級閉鎖という感染防止手段の限界はどこかを考えてみた。皆様のご意見を聞かせていただいて、今後また校長からの意見聴取が来た際のアドバイスに生かしたい。
 
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