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迅速検査で診断した溶連菌性間擦疹-溶連菌は皺を好む

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演題

 迅速検査で診断した溶連菌性間擦疹-溶連菌は皺を好む

所属・演者

 うえむら小児科内科クリニック 植村 幹二郎

抄録

 16年間で非会陰部の溶連菌性間擦疹(皮膚炎)の19人の25回のエピソードを経験した(同時期に会陰部溶連菌性皮膚炎は24回)。部位は前頸部と腋窩が最多で、陰茎裏面・下肢の皮膚屈曲部・耳介後面の付け根・臍部・鼠径部・仙骨部もみられた。数か所にまたがっている症例もある。25回のうち17回は乳児にみられ、乳児に好発する傾向にある。乳児に多いので家族内伝搬が疑われるが、全く家族歴のない場合が多い。好発時期は夏以外で、溶連菌性咽頭扁桃炎に大体一致するが、溶連菌性膿痂疹とは逆である。
 皮膚科や小児科外来で本疾患は見逃されている可能性は大きい。溶連菌迅速検査がいつでも使用できる環境にある小児科医は、容易に診断が可能です。本疾患を認識し疑うことが最も重要と思われる。

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