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小児科診療所勤務者におけるCOVID-19感染とSARS-CoV-2抗体価の推移

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演題

 小児科診療所勤務者におけるCOVID-19感染とSARS-CoV-2抗体価の推移

所属

 近畿外来小児科学研究グループ・日野小児科(西宮市)

演者

 ○日野利治 他

抄録

 2020年4月から2022年5月の期間、124人の小児科診療所勤務者に対して6ヶ月毎、合計5回の健康調査とSARS-CoV-2抗N-IgG抗体、抗S-IgG抗体を測定した。今回、結果を本研究会において報告する。

結果 調査開始時点で感染者はなく、抗体保有者もなかった。終了時7人COVID-19の診断を受け、コロナワクチン接種前抗S-抗体および抗N抗体陽性の1例と、ワクチン接種後抗N抗体陽性2例の不顕性感染を疑わせるものがあり、合計10例感染したと推測され、感染率は8.1%であった。COVID-19顕性感染の7例中4人は抗N抗体陰性であった。

考案 今回の小児科診療所勤務者の中で、季節性コロナウイルス感染症の交差免疫によるSARS-CoV-2免疫を持っていた者はなく、調査終了時における感染率は同じ地域の感染率と同等であった。抗N抗体による感染率の推定には限界があると思われた。

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