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2015年夏季の手足口病流行に対する一考察

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演題

 2015年夏季の手足口病流行に対する一考察

所属・演者

 川崎こどもクリニック(貝塚市) 川崎康寛

抄録

 手足口病はコクサッキーA16(CA16)、CA6、エンテロウイルス71(EV71)などのエンテロウイルスが原因ウイルスである。数年ごとに流行が見られるが、流行年により異なったウイルスが分離される。
 今年も手足口病の流行年であった。大阪府内でも第29週をピークとする一峰性の流行が見られた。演者のクリニックでも流行は観察されたが、第31週(7月末頃)より患者が低年齢化している事に気づいた。大阪府感染症情報センターの年齢別発生状況でも第31週頃より患者の低年齢化が見られる。今回の発表では、分離されたウイルスの変化や過去の流行状況なども含めて、今年の流行について考察してみたい。

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