小児の総合医療と外来医療に関する研究と教育、そして小児医療の向上を目指して!

2014年夏季におけるパレコウイルス流行の経験

<= 「第26回近畿外来小児科学研究会」に戻る

演題

 2014年夏季におけるパレコウイルス流行の経験

所属・演者

 川崎こどもクリニック(貝塚市) 川崎 康寛

抄録

 大阪府感染症発生動向調査事業(病原体定点)に協力して2014年夏季に当院より提出した検体に高率にパレコウイルス(HPeV)が検出されたので、報告する。
 当院での手足口病、ヘルパンギーナの患者数は、2014年第25週~第30週でそれぞれ5例、33例であった。その中で検体提出したものはそれぞれ4例、5例であり、うち3例、1例、計4例でHPeVが検出された。発熱は無熱~38℃台であり、手足口病として検体提出した症例も手足の水疱は不明瞭であった。
 HPeVは特に新生児や乳児期早期における熱性疾患や発疹症、中枢神経感染症などの起炎ウイルスとして認識されているが、今回、幼児期において手足口病やヘルパンギーナの症状を呈した症例を経験した。非典型的な手足口病やヘルパンギーナの流行の際には、起炎ウイルスとしてHPeVも念頭に置く必要がある。

a:990 t:1 y:1

powered by Quick Homepage Maker 4.73
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional