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麻しん2例の経験 ~事後対応を中心に~

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演題

 麻しん2例の経験 ~事後対応を中心に

所属・演者

 福田診療所(大阪市西淀川区) 福田 弥一郎

抄録

 今年2例の麻しんを経験した。2例共、PCR法にて確定、海外渡航歴や患者接触歴はなく、2次発症者を出さずに終息した。
 1例目は2歳時に接種歴がある29歳女性。当院受診前に4医療機関の受診歴あり。カタル症状はごく軽微だったが、臨床診断例として届出。緊急対策として、暴露の可能性のある患者同伴者全員に電話し曝露者リストを作成。総数は70名となった。緊急ワクチン接種は0歳児の2名に行い、0歳児2名と妊婦1名、成人女性1名の計4名にγグロブリン注射を行った。
 2例目は11か月女児。高熱と感冒症状で来院。3回目の診察で診断。曝露者は来院患者だけで104名に上った。緊急ワクチン接種は4名、γグロブリン注射は2名に実施。患児は0歳児クラスの保育園児で、発熱当日も登園していた。
 上記の緊急対策にも苦労したが、隔離室の無い当院では、潜伏期間経過後に曝露者が来院した際の隔離に特に難渋した。これらにつき報告する。

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