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肺炎マイコプラズマの迅速核酸検査の実施経験 フィルムアレイ法とQプローブ法の比較

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演題

  肺炎マイコプラズマの迅速核酸検査の実施経験 フィルムアレイ法とQプローブ法の比較

所属

 1)すくすくこどもクリニック, 2)奈良県総合医療センター 小児科, 3)奈良県総合医療センター 中央臨床検査部

演者

 ○西原信(医)1), 北野泰斗(医), 吉田 さやか(医)2), 北川大輔(検)3)

抄録

 当院では2019年からQプローブ法、2023年からフィルムアレイを発熱小児の気道感染の病原体診断に使用している。今回近隣の基幹病院の小児科との共同研究で気道感染の小児でフィルムアレイとQプローブ法を併用し残余検体のマイコプラズマDNA量を検討した。
 結果 陽性65例のうちフィルムアレイ陰性でQプローブ法陽性13例あり。マイコプラズマのマクロライド耐性率は67%であった(40/60)。咽頭検体と鼻咽頭検体とのDNA量に一定の傾向は認められず、鼻咽頭粘液からUTM抽出液への試料移行にばらつきが発生したためと思われる。

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