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育児講演会から見えてきた母親が抱える子育ての悩みの分析

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演題

育児講演会から見えてきた母親が抱える子育ての悩みの分析

所属・演者

野間こどもクリニック(姫路市) 野間大路

抄録

  姫路市教育委員会の生涯学習課が主催する子育て教室で、平成18年から24
年の7年間に計47回の育児講演会を行った。講演前にあらかじめ母親からの質
問を募集し、その質問内容に沿って講演をした。講演時間は約2時間で、主に、
木曜日の午前中に行った。母親から訴えの多かった質問は、①小児医療に関す
る事項(病院や夜間救急を受診するタイミング、予防接種、投薬、アレルギー)
②自分の子どものちょっとした気になる事項(食事・睡眠・遊びについての諸
問題、指しゃぶりや爪噛み、多動、夜尿症)③母親として子どもへの対応に関
する事項(叱り方、親子の会話、兄弟げんか、習いごと)の3つに分類できた。
育児講演会は小児科医が行う有効な育児支援のひとつであると考えられたので、
その実際を報告する。

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