小児の総合医療と外来医療に関する研究と教育、そして小児医療の向上を目指して!

当院で行っている処方を減らすための工夫

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【要望演題】

 当院で行っている処方を減らすための工夫

所属・演者

 ありたき小児科(豊中市) 有瀧 健太郎

抄録

 当院では開院当初より、処方を必要最小限とする診療を心がけています。現在の日本の小児科外来診療では、風邪(ウイルス性上気道炎)に対して抗生剤・抗ヒスタミン剤など多くの薬剤が処方されています。しかし処方ありきの風邪診療となっている原因は我々医師にもあり、患者に対し一方的に薬は必要ないと伝えても、良好な関係が築けない事も多く経験すると思います。
 そのため当院では、家族が安心してホームケアが出来るように、処方以外の診療行為や啓蒙に工夫をしてきました。診察では、薬剤が不要である理由を説明するだけでなく、鼻汁吸引などの処置を始め、自宅での対処法をなるべく詳しく説明しています。また院内報や母親向けの教室などでも、啓蒙を行っています。
 今回当院で行っている風邪診療に対する工夫を発表させていただきます。

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