小児科診療所での発達支援・言語訓練の経験
演題
小児科診療所での発達支援・言語訓練の経験(第3報)
- 年長児~思春期小児への発達支援について -
所属・演者
つくだクリニック(奈良市) 佃 宗紀
抄録
当院では平成18年より発達相談を始め現在は院内で言語聴覚療法(個別)を行なっている。幼児期はことばの発達のゆっくりな児に言語聴覚士が個別に言語訓練を行なっている。また就学後(学童期)にはソーシャルスキル・トレーニングを2グループを行なっている。学童期になると個別言語訓練が終了となることが多いが、学年が上がるほど困難が多く相談や支援を必要とすることが多い。年長児~思春期小児への発達支援について当院における現状を報告するとともに、小児科医ができること、各関係機関との連携ができること、どうしても手薄になることなどについて考えてみたい。