小児の総合医療と外来医療に関する研究と教育、そして小児医療の向上を目指して!

咳を主訴とする小児の急性上気道炎患者へのチペピジンヒベンズ酸塩

<= 「第34回近畿外来小児科学研究会」に戻る

演題

 咳を主訴とする小児の急性上気道炎患者へのチペピジンヒベンズ酸塩(アスベリン®)の効果に関する研究

演者

 西村龍夫(医)

所属

 近畿外来小児科学研究グループ(KAPSG)

抄録

目的:咳を主訴とする小児の急性上気道炎患者へのチペピジンヒベンズ酸塩の効果を調査する。

方法:2018年5月から2018年8月までの4ヶ月間、14施設の小児科専門医を受診した1歳から就学前までの咳嗽を主訴とする上気道炎症状の患者を調査対象とした。乱数表を使用し、カルボシステイン30mg/Kg/dayのみを投与した群、それに加えてチペピジンヒベンズ酸塩2mg/Kg/dayを投与した群に分けた。2日後に母親に電話連絡し患児の咳嗽が、(良くなった・変わらない・悪くなった)のいずれでか聞き取り調査を行った。

結果:266例の調査を行い、132例がカルボシステインのみ投与群、134例がチペピジンヒベンズ酸塩投与群であった。経過調査時、チペピジンヒベンズ酸塩投与群が有意に咳嗽の改善を認めなかった(P<0.01)。

結論:小児の咳嗽患者に対し、チペピジンヒベンズ酸塩を投与すると、咳嗽が遷延する。

a:283 t:1 y:1

powered by Quick Homepage Maker 4.73
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional