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『小児救急電話相談の対応を学ぼう』ワークショップ3年間のまとめ

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演題

 『小児救急電話相談の対応を学ぼう』ワークショップ3年間のまとめ

所属・演者

 大阪小児科医会  福井 聖子

抄録

 大阪府小児救急電話相談(#8000)は年間約4万件の相談を行い、演者らは平成17年より電話相談のあり方や研修方法について検討を重ねてきた。その一部をクリニックの受付の電話応対に応用し、平成24年~26年の日本外来小児科学会年次集会において、ワークショップ(以下、WS)を行った。初回・第2回は、不特定多数対象の小児救急電話相談とクリニックの電話応対の相違点を明確に認識できずやや不消化な内容であったが、26年度は各クリニックにおける電話の活用という視点を中心に研修を企画し、好評であった。
 小児科診療では保護者と共に子どもをみることが重要であり、家庭看護力向上は核家族社会における課題とされている。電話の特性を活かし電話を聴く道具として捉えると、保護者への指導の一環として貴重な役割を担う可能性がある。3回のWSを振り返り、クリニックに有用な電話応対のあり方とWSでの研修内容について報告する。

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