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突発性発疹の高年齢化は近畿地区でも進行している

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演題

突発性発疹の高年齢化は近畿地区でも進行している

所属・演者

絹巻小児科クリニック(吹田市) 絹巻 宏

抄録

 突発性発疹の発症年齢について、わが国では1950年代以降「生後6~7か月をピークとする乳児期に好発する」とされ、長い間このことに変わりはないと思われていた。しかし近年高年齢化しているとの報告がある。今回、当院の患者データと過去の感染症発生動向調査事業データを調べ、このことを確認した。
当院データで、この18年間に発症月齢の中央値が生後7か月から11.5か月にシフトし、0歳症例の割合が88.0%から50.0%に減少していた。全国集計データでは、0~2歳症例に占める0歳症例の割合が、1992年までは91~92%台を保っていたが、1993年に減少し始め、2010年には51.7%まで減少していた。全国集計と大阪府と当院の年次推移はよく一致した。近畿各府県の2010年の0歳比率は、滋賀49.6%、京都49.8%、大阪49.7%、兵庫49.8%、奈良54.9%、和歌山46.7%であり、全ての地域で高年齢化が進んでいた。日常診療に及ぼす影響や今後の調査研究の方向性について考察する。

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