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水痘ワクチンの有効性に関する研究

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演題

 水痘ワクチンの有効性に関する研究

所属・演者

 近畿外来小児科研究グループ(KAPSG)
  ゆたかこどもクリニック(神戸市) 中村 豊

抄録

 前回の研究会で家族内での水痘流行からワクチンの有効性を検証できるという報告を行ったが、その後近畿外来小児科研究グループ内で症例の蓄積を行ったので結果を報告する。
 (対象)研究参加医療機関を5月から8月の間に受診した水痘患者とその家族。
 (方法)初診時に受診者のワクチンの接種歴などのほか、同居兄弟のワクチン接種歴を聴取し、3週間後にその兄弟の水痘罹患の有無を調べた。
 (結果)19の医療機関が研究に参加した。登録水痘患者数は272人であった。同居兄弟数は251人でそのうち水痘既往歴のないものは150人であった。150人中75人にワクチン接種歴があり、そのうち水痘に罹患したものは36人(48%)、未接種者75人中水痘罹患は45人(60%)であった。ワクチン有効率は20%となる。発端者を未接種者に限定すると有効率は34%となった。
 (結論)日本国内での水痘ワクチン有効率は諸外国の報告に比べて低い。

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