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演題
保育所での百日咳の集団感染の報告
所属・演者
岡本医院(兵庫県佐用町) 岡本泰子
抄録
昨年7~8月園児数45名の保育所で12名の百日咳の集団感染を経験した。また兄弟家族
4名、同地区での感染1家族3名を確認した。この時期他の地区で3名の百日咳感染者を確認
する。
診断は兵庫県衛生研究所に依頼し、咽頭(または鼻腔)ぬぐい液でのLAMP法、および
血清ELISA法によるPT抗体、FHA抗体の上昇にておこなった。凝集素価の上昇は見られな
かった。生後3か月の1名を除き保育園児、小学生は全員4回の3種混合ワクチンを接種済
みであった。全員症状は軽症で軽快した。
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