小児の総合医療と外来医療に関する研究と教育、そして小児医療の向上を目指して!

2度目のムンプス、初めての反復性耳下腺のエコー像

<= 「第31回近畿外来小児科学研究会」に戻る

演題

 2度目のムンプス、初めての反復性耳下腺のエコー像

所属・演者

 日野小児科内科医院(西宮市) 日野利治

抄録

 耳下腺腫脹の診断に、超音波検査は有用である。ムンプスでは均一な内部エコーが見られ、反復性耳下腺炎では、耳下腺実質に小円型低エコー域の多発する像が特徴的である。しかし、ムンプスではまれに再感染があり、反復性耳下腺炎でも、初発の耳下腺腫脹を疑わせる例もある。これらの場合のエコー像は、まだ十分検討されていない。今回当院で、3歳時、8歳時の2度 ムンプスを罹患した女児のエコー像、および 5歳女児で 初めて耳下腺腫脹を来たし、エコー像より 反復性耳下腺炎の初発を疑った症例を経験したので、そのエコー像を中心に報告する。

a:2619 t:1 y:0

powered by Quick Homepage Maker 4.73
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional