小児の総合医療と外来医療に関する研究と教育、そして小児医療の向上を目指して!

多施設共同研究からみた子どもの貧困

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演題

 多施設共同研究からみた子どもの貧困

所属・演者

 佛教大学社会福祉学部(京都市北区) 武内 一
 千鳥橋病院(福岡市) 山口英里
 生協こども診療所(和歌山市) 佐藤洋一
 健和会病院(長野県飯田市) 和田 浩

抄録

 2014年度に、新生児/入院児/外来受診児を対象に所得と医療に関する多施設共同研究を行った。これら調査の厳密な貧困層を横断的に検討した。対象と方法: 3調査で所得が確認できた2071世帯のうち、OECD基準による貧困線を明らかに下回り、家族構成の判明した408世帯を対象とし、所得100万円未満237世帯を深い貧困、100万円以上171世帯を浅い貧困とし比較検討した。結果: 貧困層所得は二峰性を示した。深い貧困に占める母子世帯の割合は24.5%で、浅い貧困6.4%の3.8倍であった。母子世帯に母子多世帯家庭を加えると、深い貧困の場合36.7%であった。深い貧困では4人世帯にピークがあり、浅い貧困では5人世帯にピークがあった。考察:貧困は、深い貧困と浅い貧困に分けられた。深い貧困では母子世帯の割合が高く、その他検討内容を含めた本検討は、貧困から子どもたちを守る上で重要な示唆を与える。

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