医師の診察態度は子どもの咳嗽の経過に影響するのか?
演題
医師の診察態度は子どもの咳嗽の経過に影響するのか?
所属
にしむら小児科
演者
○西村龍夫(医)、西村弥生子(医)、大川元美(医)
抄録
上気道感染症に伴う咳嗽を主訴とする児が小児科外来を受診することは多い。咳嗽は呼吸困難を伴わない限り危険な症状ではないが、保護者は不安感から医療機関を受診しているものと思われる。一方、各施設で乳幼児の咳嗽症状にどのように対応するかは大きな差がある。鎮咳薬や去痰薬が投与されることもあるが、その効果は証明されていない。ハチミツや甘味料は咳嗽を軽減させるが、効果はごく僅かである。一方、多くの咳嗽の児は受診翌日には軽減していることが分かっている。その理由として、医師の診察や診断が保護者の不安感を軽減し、児の咳嗽が続いていても保護者が気にならなくなるのが大きいのではないだろうか。だとすると、診察への満足度が児の咳嗽の経過に影響するはずである。今回、当院では保護者の医師の診察の評価が受診後の咳嗽にどの程度影響を与えるのかの臨床研究を計画しプレスタディを行った。研究会ではその結果を発表する予定である。
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