ロタウイルス感染症の経年変化
演題
ロタウイルス感染症の経年変化 -ロタワクチン接種の効果-
所属
寺口小児科クリニック(大阪府大阪市)
演者
寺口正之(医)
抄録
2014年10月から2019年6月までにロタウイルスが迅速テストで陽性であった197例(平均年齢2.8歳、男/女 96/101)を対象とした。患児の症状を軽症、中等症に分類し、年齢とワクチン接種の有無の経年変化を検討した。軽症/中等症 は143/54で全体の27.4%が中等症であった。中等症54例中の21例が入院した。年齢の経年変化は2017年、2018年、2019年は軽症/中等症でそれぞれ、2.3±2.1/3.5±5.1、1.9±1.8/4.4±2.5 2.5±2.4/4.9±3.1(平均年齢±SE)と有意に中等症で高く、中等症では経年的に上昇していた。ロタワクチンの接種率は、2017年のみ軽症、中等症で接種/未接種がそれぞれ9/12、3/13であり、軽症で有意に接種者が多かった。
<結語>ロタウイルス感染症はワクチン接種率を上げることで中等症の減少が予想できる。
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